2018年以降で主流になるWiFi規格

本記事を執筆の時点(2017年12月)で無線LANの規格は 802.11ac Wave2 が主流です。

ほとんどのアクセスポイントが 802.11ac Wave2 をサポートしてきています。

しかし、未だWave2に対応したクライアントデバイスはそれほどリリースされておらず、これから増えていくといった感じでしょう。まだまだWave1の方が多い印象です。

さて、そんな状況の無線LAN業界ですが、もう既に次の規格がリリース予定となっているんです。それがこちら。

  • 802.11ax
  • 802.11ad(WiGig)
  • 802.11ay

この中でも802.11axが大本命で2018年以降の主流になる言われています。

 

802.11ax の特徴

・802.11ax対応APのリリースは2018年後半くらい。
→Arubaは8月にリリース予定。(他ベンダーは未調査)

・802.11ax対応クライアントのリリースは2019年中。

・802.11axでは端末側の送信出力も調整可能となる。

MU-MIMOは上り・下りの両方をサポートする。

・実行速度は802.11acの4倍

・最大転送速度(理論値)は802.11acの約1.5倍の9.7Gbps

・LTE技術のOFDMA技術を採用→周波数帯の利用効率が向上する。

・複数デバイスと間で行われる通信を調整して “全体最適化” が行われる。
“全体最適化の定義” が緩いためメーカー独自色がより一層強まる想定
→11axでは11acよりソフトウェチューニングできる部分が大きい。

・まとめると、802.11axは高密度クライアント環境にめっさ強い。

 

802.11ad(WiGig)の特長

1チャネルあたり2.16GHz使う。周波数帯が広い!

・最大転送速度6.8Gbps。

・60GHz帯の電波は直進性が高すぎて、人や障害物が入ると通信がすぐ遮断される。
使いものにならない!

・チップセットメーカーは11adの弱点を克服。
→複数のアンテナを実装し指向性を持たせる方法。

・11adの通信が切れた場合は、2.4GHz/5GHzに切り替えるFST機能を実装。(つまり3種類使える)

チャネルボンディングやMIMOみたいな技術は実装されない。

・まとめると、おそらく流行らない。

 

802.11ayの特長

802.11adをベースにチャネルボンディングやMIMO機能を付加したやーつ

・最大転送速度は100Gbps以上

・実行速度は20Gbps以上!しゅごい。

・標準化は2019年11月頃を予定。

・まとめると、クライアントは対応せずにバックボーン等で使われるような技術になると思う。

 

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