無線LAN環境の運用・管理を外部業者に委託する

特に人手が足りない中小企業や、そもそも専属のIT管理部門が無い企業にとって、ネットワークの運用サービスは大変便利です。

私の知る限り、ファイアウォールの運用・管理を外部業者に委託している企業も多くいらっしゃいます。

最近のトレンドとして無線LAN環境の運用・管理サービスを提供する企業が増えてきました。

無線LANの導入から運用までのサービスを月額課金で提供します。

無線LANの知識が無いユーザーの代わりに、専任のエンジニアが設定変更や障害切り分けを実施してくれます。

この様な外部委託サービスが増えた背景としては、クラウド管理型のアクセスポイントが普及したことが理由として挙げられます。

 

クラウド管理型アクセスポイントとは

クラウド管理型アクセスポイントは、その名の通りクラウドからアクセスポイントを管理します。

各法人企業に設置したアクセスポイントをインターネットを介して、クラウド上にある管理サーバーで管理できます。

通常、このような仕組みを実現するためにはデータセンターに無線LANコントローラーを用意して、管理サーバーを立てて、インターネットアクセス用のルーターを用意して、、、、ユーザーが増えたら、またインフラを増強して、、、

相当な初期費用がかかり、参入の敷居が高いのが現実です。

しかし、最近のトレンドとなっているクラウド管理型アクセスポイントの場合、そのようなインフラを用意しなくても、無線機器メーカー側がクラウドサービスとして提供しているのです。

つまり、マネージドサービス(運用・管理)を提供する側としては、アクセスポイントだけを用意して顧客環境に設置すれば、あとはクラウドからいつでも管理することが出来るのです。

そういう背景もあってか、最近では無線LAN環境のマネージドサービス(運用・管理)を提供する業者が増えてきました。

 

各ベンダーでクラウド管理型アクセスポイントがリリースされている

執筆時点(2017年12月)で、すでにクラウド管理に対応したアクセスポイントはけっこうあります。

例えば、Cisco社が買収したMerakiがあります。NTT東が展開するギガ楽WiFiという無線LAN環境のマネージドサービス(運用・管理)に使われているそうです。

他にも、HP社の Aruba CentralやD-LINKなどもクラウド管理型アクセスポイントを提供しています。

来年の夏頃(2018年8月ごろ)にはRuckusのクラウド管理型サービスが国内でも提供される様です。

今後は、これらクラウド管理型アクセスポイントを使って無線LANの運用・管理サービスを提供する企業・SIerが増えていくものと予想されます。

 

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