W52帯が屋外でも利用可能へ

昨年あたりからスタジアムで利用できるWi-Fi(スタジアムWi-Fi)が何かと話題になっています。

野球場やサッカー場など人が多く集まる屋外の施設でWi-Fiサービスを提供するというもの。

スマホやタブレット端末の増加やSNSの普及にもともない、写真や動画コンテンツの利用が増えたことでモバイルデータトラフィックが急増しています。

特にスタジアムの様な高密度な環境ではトラフィックがひっ迫して繋がりにくい状況がしばしば起こります。

この様なモバイルデータトラフィックのオフロード先として各スタジアムではフリーWi-Fiの設置が進められているのです。

 

(西部ドームやNACK5スタジアム大宮、等々力陸上競技場、カシマサッカースタジアムなど)

 

W52が利用可能に

5GHz帯にはW52とW53、W56の帯域があり、そのうち屋外で利用できるのはW56だけでしたが、今後W52も屋外で利用できるようになります。

W56では100~140までの計11チャネル利用が可能です。これにW52の36~48の計4チャネルが加わることになります。

周波数帯が拡大されることにより、今後さらに大容量のデータをやりとりできるようになります。

利用開始は2018年4月からの予定です。

参考

無線LANの対象拡大、屋外利用で使いやすく 日本経済新聞

 

W52はレーダーの影響を受けない

5GHzでも、W53とW56は気象レーダーや軍事レーダーにも利用される帯域で、もしレーダーを検出した場合はそのチャネルの使用を強制的に停止させなければならないという制約があります。

しかし、W52であればこの制約は除外されます。

そのため屋外であってもクリティカルな場所においてはW52を使う、それ以外のわりとどうでもよいエリアはW56を使う、という具合に設計すると良いでしょう。

 

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