法人企業向けアクセスポイントの選び方

本記事では、法人企業向けの無線アクセスポイントの選び方について紹介します。

いろいろ見るべきポイントは沢山ありますが、特に重要なポイントを3つに絞って説明します。

無線規格は新しいものを選ぶ

執筆時点(2017年12月)では、802.11ac の Wave2 対応のものが最新の規格となります。

それより前の規格だと 802.11acのWave1、その前の規格だと 802.11n になります。

わざわざ古い規格を選ぶ必要性もありませんし、無線の規格が異なることで価格面に差が出ることはほとんどないと思います。

ですので、無線の規格は新しいものを選んでおくに越したことはありません。

来年の2018年後半くらいだと、802.11ax のものがリリースされているかも知れませんね。

注意点としては、無線アクセスポイントが802.11acのWave2をサポートしていたとしても、クライアントデバイス側が802.11acのWave2をサポートしていないと意味がありません。

クライアントデバイスの無線規格が古いと、せっかくの 802.11ac Wave2 の性能を十分に発揮することが出来ないのです。

 

アンテナ数が多いものを選ぶ。

無線アクセスポイントのデータシートをみると、2×2:2ストリームだとか、3×3:3ストリーム のような記載があります。

これはアンテナ数のことを示します。アンテナの本数が増えるほど通信が安定し、通信速度も高くなります。

また、アンテナの本数が多いほど機器のお値段も高くなります。

執筆時点(2017年12月)では、4×4:4ストリームが最大数だと思います。このレベルになると1台のアクセスポイントで20万近くします。

アンテナ本数が多いほど、クライアントがたくさん接続するような高密度環境に強い傾向が見られます。

ミッションクリティカルなエリアではアンテナ本数が多い4×4:4ストリームのハイエンドモデルのアクセスポイントを選定し、

あまり重要ではないエリアでは2×2:2ストリームの廉価版モデルのアクセスポイントを選定する、といったように環境毎に分けて機種を選定すると良いでしょう。

 

自動チャネル調整機能がちゃんと働くアクセスポイントを選ぶ

法人企業向けの無線アクセスポイントであれば、ほとんどの製品で自動チャネル調整機能が実装されています。

自動チャネル調整機能が動作することで、自動的に干渉を回避することが出来るようになります。

自動チャネル調整機能の精度によって、導入後の運用面に大きく差が出ると言っても過言ではありません。

自動チャネル調整機能はメーカー独自の仕様に委ねられ、どの状況で自動チャネル調整が動作するのかが異なってきます

例えば、起動するタイミングでしか自動チャネル調整が働かないアクセスポイントなんかも存在ます。

これでは全く効果はありませんよね。

そうではなくて、稼働中に干渉が発生し通信状態が不安定になってきた際に、自動チャネル調整が動作し、最適なチャネルに調整してくれるものを選びましょう。

これが意外にクリアできていないアクセスポイントが多い気がします。

 


法人向けの無線LAN業界では、Cisco、Aruba、RuckusのTOP3社が大きなシェアを持ちますが、意外と国産のBUFFALO(法人向け)も実は性能面では負けていなかったりします。(あまり大きな声では言えませんがw)